魔法使いみたいな君は

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それから前よりか仲良くなった。









服の趣味とか好きな映画とか。









共通点が多くて一緒にいるのが楽で楽しい。









杏奈 「ねえ、慎くんのこと好きじゃないの？」

「ｺﾞﾎｯ､なにいきなり。」









慎くんと仲良くなり始めてからしばらくがたったある日のこと。









急に杏奈が聞いてきて飲んでいたお茶を吐き出しそうになった。









「好きじゃないよ。なんで？」

杏奈 「いや、めっちゃ仲いいじゃん。いい感じだからどうなのかなと思って。」

「友達だよー。」

杏奈 「ほんとに？」

「ほんとに！」

杏奈 「ふーん。じゃあ慎くんがほかの女の子と仲良くしてたらどう思う？」

「えー？」









ほかの女の子と、、、









「、、、わかんない。」

杏奈 「じゃあ彼女ができたら？好きな人がいたら？どう思う？」

「、、、」









彼女ができるってことは今みたいに仲良く出来なくなるのかな。









休み時間に話したり一緒に帰ったり出来なくなるってこと？









考えていると慎くんが女の子と楽しそうに話してるのが見えた。









あ、あの子隣のクラスの可愛い子じゃん。









ｽﾞｷｯ









杏奈 「おーい、自分の世界にはいるなー、」

「あ、ごめん。」

杏奈 「で、どう思うの？」

「ちょっと嫌かも、、、」

杏奈 「そっかそっか。」









私がそういうと嬉しそうにしてる杏奈。
今喜ぶ要素あった？( ˙-˙ )









女の子と話してるとこ見てからなんかモヤモヤする、

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