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慎 「まぁ病気だからと言って気を使われるのは嫌だから今まで通りよろしく。」
「うん、」
慎 「そんな顔すんなって。」
それからなんでか分からないけど涙が止まらなくて、
慎くんはずっと頭を撫でてくれてた。
泣きたいのはむしろ慎くんのはずなのに。
授業に遅れていった。
杏奈には少し心配された。
死ぬってなんなんだろう。
この世から自分が消えるかもしれないって。
怖いなんて言葉じゃ表せないことだと思う。
いつもニコニコしてるけど
本当はずっと戦ってたんだ。
私は慎くんに何ができるんだろう。
それから何故か距離を置かれるようになった。
勘違いじゃない。
きっと避けられてる。
「ねえ、」
慎 「ん？」
「避けないでよ、」
慎 「避けてないよ。」
そういった慎くんの表情は少し寂しげだった。
結局なんて言ったらいいか分からなくてその日も話せなかった。
でもやっぱりこのまま話せないのは嫌だから次の日屋上に呼び出した。
慎 「どーした？授業サボりとかダメじゃん。」
「いつもサボってるじゃん。」
慎 「俺はいいの。どーせ、」
「だめだよ。」
慎 「え？」
「どーせ死ぬんだからとか言おうとしたでしょ。そんなこと言ったらダメ。」
慎 「、、、」
「死んだらだめっ。私が死なせないからっ、死なないでよ、」
慎 「また泣いてる笑」
慎くんは少し眉毛を下げて涙を拭ってくれた。
慎 「こんなにまっすぐぶつかってきたの昂秀と樹以外いなかった。」
「、、、」
慎 「俺ほんとは強くないんだ。」
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ちなつ(プロフ) - たらこさん» 翔平くんいいですよね！考え中なのでお楽しみに！ (2019年3月26日 15時) (
レス) id: 7bb22f1123 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - ひかさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月26日 15時) (レス) id: 7bb22f1123 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 翔平くんみたいです！ (2019年3月26日 2時) (レス) id: bae7cb8d64 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - fantasticsの小説楽しみです！このお話もどハマりしました笑更新頑張ってくださいっ (2019年3月26日 2時) (レス) id: 064fe3f6cd (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - みゆうさん» コメントありがとうございます！がんばります！ (2019年3月25日 0時) (レス) id: 7bb22f1123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2019年3月16日 0時
