人肉レストランへようこそ『ヒロアカ』 (ページ2)

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一品目ページ2

貴方cide

ーー...やれやれ、今日はプロヒーローに絡まれるわ、散々な日ですよ..全く。

今からお肉の調達(殺し)をしないとならないのに..

私が狙うのは肥満でも痩せ気味でもない普通の体型の青年です。
何故なら太ってれば脂肪がありすぎて美味しくないし、痩せていたら、それはそれで肉がついてなさすぎて、噛みごたえがありませんからね。

できれば個性を使いたい所ですが..私の個性はコソコソする殺しには少し目立ち過ぎますからね..

ですから自分の力で殺すのは大変なんですが、仕方ない..全てはお客様の為ですから！

さて、今日はどの肉を調達しましょうか..

ーー品定め中

おっ、あの子なんかどうでしょう。
緑色の髪にそばかすの子。

弱そうだし、理想の体型だ。

声を掛けてみましょうか。

ーー緑谷cide

久しぶりの休日だ。

それでオールマイトのフィギィアを買いに店に向かおうとしたんだけど.

「あの..少し宜しいでしょうか.？」

と、後ろから急に声を掛けられたので

振り向くとそこには

「えと..コック..さん？」

コック姿の男がいた。

怪しすぎる。

「..な、なんでしょうか？用件は..」

と言うと男は困ったような顔をして

「うーん..強いて言うなら..そうですね..」

なんだこの人..やっぱり怪しすぎる。

少し待っていると

「..そうだな」

男はやっと口を開き

「..付いて来てくれませんか？数分だけでいいんです。」

この人は一体..

ーー移動中

「ここは..レストラン？」

いきなり路地裏に入ったので何をされるかと構えていたら、

「えぇ。私の経営している店です。」

僕には到底縁のないような綺麗なレストランがあった。

「実は..少し食べてもらいたい物がありまして..私店を開くのは明日でしてその前に味に問題ないか食べてもらいたかったのです。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

なんだ..試食か..まぁ、フィギィアは終わってからでいいや

「いいですよ。寧ろ有難いくらいです。」

全くだ。こんな綺麗な店の料理なんか美味しいに決まってる。こういう上品な店の料理も死ぬまでに食べてみたかったしね

無理矢理緑谷くんと絡ましてしまった..

まぁ、とにかく次回食べさせますね。人肉を。