陰キャぼっちも青春したい！【d!】 (ページ3)

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あっ死んだ。きっと今日が私の命日だ。そうに違いない。
クラスは1の2で分かったはいいものの肝心のクラスの場所がわからない。

あーーもうだめだ(泣)私はこのまま入学式に遅刻してクラスで空いたままぼっちで死んでいくんだ。

来世はチンチラになりたいです。「ちょっとすんません！」

『ふぁひぃ！？』

慌てて振り向くとぐるぐるメガネの男の子が立っていた。

でっっっか。びっくりするわ。190はあるでしょこの人。巨人か？私160もいかないぞ？

「？どうしたんですか？」

「あっあっなんでもないですすみません。」

「そういえば何でこんな所でぼーっとしとるんです？もう入学式始まりますよ？」

『あっか、クラスの場所がわからなくて。』

「あぁ、そーゆーことなら一緒に行きます？何組ですか？』

『あっ2組、、、』

「なんだクラス同じやないですか！じゃ行きましょ！」

『ふぁ、はい！』

やばいこのぐるぐる巨人さんはちゃめちゃにコミュ力高い。これが陽キャか？陽キャという生き物なのか？

さらっと手を繋がれ、惹かれて走っているといつのまにか教室についていた。

「おいお前ら、初日から遅刻寸前はいただけないな。」

「すみませーんちょっと迷子の子をつれてきてたんですー！」

「嘘つけお前どうせ寝坊やろ。」

うっわ今すごい聞き覚えのある声がした。

「おいショッピ！人聞きの悪いこと言うなや！」

「いやぁ、俺本当のこと言っただけですわぁ」

紫ヤンキーさんじゃないですかやだー。えっ？同じクラス？運悪すぎん？

「えー、白咲の席は、、、塩戸の後ろだな。そこの紫のやつだ。」

まーーーじか。気まずすぎ。しぬわ。しんだ。

「あっあっあっさっきはすみませんでした！」

「いやもう別に良いですよそんなこと。てかあって言い過ぎじゃありません？○ミテクトのcmですか？」

はぁー？何だこの紫クソヤンキーが。誰か歯磨き粉だ。

てかこいつの後ろの席なん？どうしよう私、ずっとぼっちかもしれない。