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目を伏せ声を震わせながらの告白だった。白ひげ海賊団二番隊隊長ポートガス・D・エース。燃え盛る炎を纏い口を大きく開けて笑う、太陽のような人。そんな男が体を震わせて悲しげに目を伏せて告白している。私にはどうしても、彼が母親に捨てないでくれと切願する子供のように見えた。こんな状態の彼を放っておくなんてことは、流石にできなかった。
『＿＿＿＿＿エース』
子供ように小さくなってしまった彼の頭を胸に抱く。
『あなたよりドフィを優先させることを…どうか許してほしい』
その声が、重なる。
おれの五感が、脳が、こいつだと叫ぶ。おれが愛した女はこいつだと。
ありえないことだ。だが勝手に体が動く。震えながらも勝手に体がこいつの背中に腕を回そうと動く。信じられないことだが…あいつならあり得るんじゃないかと希望を抱き始める自分がいる。
とんでもない速さで心臓が鳴っている。呼吸がしづらい。
おれは震える口を開く
「お前…Aか…？」
『…ごめんね、エース』
震える声でもう一度強く抱きしめられた。女の表情を見たいのに頭を抱きしめられているせいで見ることができない。
ゆっくりと腕が離れていく。おれは顔をあげてこいつの顔を見る。そして納得した。
なるほどなァ…そうゆうことか。そりゃおれが一目惚れするはずだ。こちらを不安そうに見つめおれの反応を待っている女に「お前のそんな情けない顔久しぶりに見た」と笑う。女はその反応に安心したように微笑んだ。
おれから名残惜しそうに離れて走り去る'A'の背中を見送り、「どうしようもねェバカだ」と呟く。
「おれはきっと、死んでもお前を諦められねェんだろうな」
ここまで自分で自覚しているのにもうそれを止める術をおれは持っていない。例え持っていたとしても止まる気はない。
いつまでも余韻に浸っている時間はない。ゆっくりと重たい腰をあげ、立ち上がる。
「さてと…サボ達と合流するか」
そう言ってコロシアムを去ったエースの背中で、ドクロが白いひげを揺らして笑っていた。
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ヨッシーカラメル(プロフ) - とてもスートーリーが好きです！！更新頑張ってください！！ (2021年2月18日 17時) (
レス) id: 878d5b95ab (このIDを非表示/違反報告)
ヒマワリ(プロフ) - 雪華さん» もちろん知ってますよ！お誘いとても嬉しいです！でも、私飽き性なので、私のターンで止めてしまったりして迷惑かけたらと考えると…そこが不安です。 (2020年10月22日 21時) (レス) id: 989d90051a (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 一緒に合作しませんか?後、ポケモンは知ってます？ (2020年10月22日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
ヒマワリ(プロフ) - 雪華さん» アニメですか。アニメなら結構幅広く見てますよ〜！ここに書ききれないくらいは知ってます笑 (2020年10月22日 19時) (レス) id: 989d90051a (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月22日 14時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマワリ | 作成日時：2019年10月28日 1時
