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「それまじで言ってんの？」
『えぇ、本当はもっと早くに式を済ませるはずだったけれど…今国がこんな状態だから……っ！！？』
ロージーは自分の独り言に返事をされたことに驚き、勢いよく振り返る。いつの間にかロージーの隣に座っていた男は、自分の膝に頬杖をついてロージーをじっと見つめる。ロージーは自分がなぜ男の気配に気づくことができなかったのかすぐに理解した。
『ポートガス・D・エース…』
「エースでいいって。それよりさ、'あの'ドフラミンゴと結婚するって本気かよ？」
『え、えぇ…』
この質問は今日で二回目だ。そんなに自分がドフラミンゴと結婚するのは不満か？と思いながらもエースと目を合わせる。エースはその返答が気に入らなかったのか不満げな顔でこちらを見つめてくる。
「え〜!まじで言ってんの？あんたみたいな可愛い女にあんなオッサンもったいないって！知ってるか？あいつもう40過ぎだぞ」
『いや、知ってますが…』
何を言ってるんだこの男は。ロージーは隣でボソボソと小声で何か言いながら不満そうにふてくされている男を見てため息をつく。まずそもそも、ロージーはドフラミンゴの年齢なんて気にしたことはない。それを言うなら自分の方が'年をとっている'。
『そんなことよりもあなた…なぜここに？』
「いやぁここにあんたが来る気がしてな」
『なぜ私を待っていたの？』
「まァ…そうだな、どうやらおれはあんたに惚れちまったらしいんだ」
まるで自分のことではないかのような口ぶりにロージーは首を傾げる。そんなロージーを見たエースはハハと短く笑って自嘲気味に言う。
「もう二度と…しないと、決めたはずなんだがな」
ずっとあっていた目線がゆっくりと下にずれる。エースは本当に小さな声で、苦しげに言う。
「せめて…この恋心だけは遺していって欲しかったんだがなァ、A」
何も、何も遺していってはくれなかったのだ。
愛した女の骸を抱くことすら許されず、ただ呆然とよれた白いシーツを見ることだけしかできなかった。
お前が消えた今でもお前を愛おしく想う気持ちは変わらない。せめてお前との思い出だけは渡すまいと大切に、大切にしまった。
なァ…こんな仕打ちはないだろう。ただ、愛し続けるだけでよかった。それだけがお前が遺した唯一だ、なのに…
『？』
どうしようもなく目の前の女に惹かれる自分がいる。
「なァあんた…おれじゃだめか？」
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ヨッシーカラメル(プロフ) - とてもスートーリーが好きです！！更新頑張ってください！！ (2021年2月18日 17時) (
レス) id: 878d5b95ab (このIDを非表示/違反報告)
ヒマワリ(プロフ) - 雪華さん» もちろん知ってますよ！お誘いとても嬉しいです！でも、私飽き性なので、私のターンで止めてしまったりして迷惑かけたらと考えると…そこが不安です。 (2020年10月22日 21時) (レス) id: 989d90051a (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 一緒に合作しませんか?後、ポケモンは知ってます？ (2020年10月22日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
ヒマワリ(プロフ) - 雪華さん» アニメですか。アニメなら結構幅広く見てますよ〜！ここに書ききれないくらいは知ってます笑 (2020年10月22日 19時) (レス) id: 989d90051a (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月22日 14時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマワリ | 作成日時：2019年10月28日 1時
