ここは普通の定食屋さんです

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ローストビーフやカニ既に出来上がった何万円もする数の子など
おせち料理っぽいのを５段のお重に詰めたのを3セット
5段目はちゃんと空っぽです。

送り主に巨大な拍手を送りたい



『よし…っと』



どう見ても贅沢なおせちとお刺身やすき焼きが
テーブルに並び始める中既に出来上がりかけてる皆さん



九井「天国だ…ｯｯ！！」



竜胆「すげー！！おせちだ！食べていい！？」



九井「おいここ空っぽだぞ」



蘭「それはわざとだよ…ココちゃん…」



本日もてんやわんやさせてもらってます
そして
私の目の前にあるのはいつのまにか完成したらしい
飲まずに我慢してたかくちゃん手作りのおでん



『おでんが黄金に輝いてるよ…美味しそう………』



鶴蝶「(人2)の作るおでんが好きだったから作ってみたんだ。おせちも頂いていいか？｣



『もちろんだよかくちゃん！すkっぐ！！』



蘭「ん、うまいね、これ」



お酒のせいで少し体温の高い蘭さんに後ろから口を塞がれる
私に防衛力が無いのか単純に馬鹿力なのかビクともしない



蘭｢(人2)？蘭ちゃんが食べさせてあげるよ｣



蘭さんの黒い服のおかげで湯気モクモクな玉子
どれだけ熱いかわかるし火傷するとしか思えない



望月「おい誰だ俺の熱燗におでんの牛スジ入れた奴」



もっちーさん。私は見てました。
リンドウさんがイタズラしてましたよ。教えてあげないけど



明司「うまいな」



もっちーさんの牛すじ熱燗を横取りする明司さん。



竜胆「うまいのかよ。飲ませろ」



明司「絶対犯人お前だろ」



竜胆「ちがう」



望月「なあ、お前の玉子入ってる」



竜胆「え、しかもうずらの卵だし多くない？
つか水割りだし油浮いてるし」



蘭「〜♪」



竜胆「…絶対兄貴じゃん」



蘭「飲めよ、リンドー」



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「ん…大根うまい」




こちらは十分に食べやすい温度になったおでんを
はふはふと小さな口で食べるマイキーさん、




三途｢マイキーそれは鶴蝶の手作りで｣



｢ん、これ毎日食べたい｣



嬉しそうにおでんのおかわりをよそうかくちゃん



三途「俺のオムライスは1口しか食べなかったのに…」



『私のは完食しましたよ♡』



三途「スクラ 「黙れ」 マイキー…｣

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