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ピロロロロー
ピロロロロー
『ん……っ…電話が、鳴ってる』
ジーンズのうしろのポケットに
いれているスマホを
手探りでさがす
『あれ?ない…
…っ…よいっしょ、っと』
殴られた頭部の痛みに耐えながら
だるい体を起こしてまたスマホをさがす
しかし、さっきまでの服の重さが違った
『え…』
暗いなかで自分の手をみたら
手が小さくなっていた気がした
慌ててスマホとりだし
手に光をあてたら本当に手が小さくなっていた
手の他に自分の体に光をあてたら
ピッタリに着ていた服が
かなり大きくなっていて
体が小さくなっていた
『嘘…』
ピロロロロー
またスマホが鳴り出した
画面を見ると
朝日奈家長男の雅兄からだった
この姿で帰ったらまずい…
どこか行ける場所…
『あ、母さん家ここから近かったな』
重たい体と服を持ち上げ
母さんの家に向かった
向かっている途中の
周りからの視線がいたかった…
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作者名:mina | 作成日時:2015年1月14日 19時