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美「馬鹿‼‼」
話おわったら
普段全然怒らない母さんが
怒鳴り声をあげた
美「なんでそんな無茶するのよ‼」
怒るのも当然だ
今回ばかりは
僕もかなり反省してる
あの時
侑介達と一緒に帰っとけば良かった
『ごめん。
…あまりにも怪しかったからつい』
美「ついじゃないでしょ‼
危険なことはしないでって
いつも言ってるでしょ‼
自分勝手な行動は控えて‼
あなたが居なくなったら
…残された私達はどうするのよ。
あなた1人の問題じゃないのよ」
母さんの目から涙が零れた
『母さん…ごめんね』
ギュッ
小さくなった体で母さん抱きしめた
美「でも、あなたが生きててくれたことに
今は喜ぶべきね…。怒鳴ってごめんなさい。
でもね、これだけは約束して!
もう無茶はしないって!」
『わかった…』
美「よし‼じゃあ帰るよ‼」
…はい?
『帰るって、みんなのとこに?』
美「そうよ‼
さっ行くわよ〜‼」
『ちょっと待って‼
母さんには仕方なく言ってしまったけど
兄さん達には知らないでいて欲しいんだ‼
あいつらに危険なこと巻き込みたくない』
美「Aのことだから言うと思った!
私に任せなさいっ!」
『へっ⁉』
“Aを抱っこするなんて久しぶりね〜”
小さくなった僕は
昔みたいに母さんに抱きかかえられた
やめて欲しいと頼んだけど
それは叶わなかった
そのままサンライズ・レジデンスに向かった
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作者名:mina | 作成日時:2015年1月14日 19時