彼岸柱、魔法学園の常識を覆す -1-

第四十八の刃 ページ48

結果を先に言うと、ローズハート先輩の圧勝。2人はまた首輪をつけられるハメに。
数打っちゃ当たると言うけど、打つ前に終わったなこりゃ。



その後デュースが反論したけど、当然ローズハート先輩が聞くわけもなく。



リドル「この寮ではボクがルール。だから、ボクが決めたことに従えないやつは、首をはねられたって文句は言えないんだよ！」



『それは違う！！貴方のやり方は間違っている！！！』



リドル「間違っているかどうかも、全部ボクが決めることだ！！君のようなどうせ大したことない親から生まれて、この学園に入るまでろくな教育も受けられなかったような奴が、ボクに文句を言うな！！！」



そう言われた直後、エースがローズハート先輩に向けて殴りかかった。



エース「フザっっっっっけんなよ！！！！！！！！！」

寮長の顔面を思いっきり殴った事実には、みんなが驚いた。もちろん私も。



エース「何が赤き支配者だ！お前は魔法が強いだけの、ただの赤ちゃんだ！」



リドル「赤ちゃん……だって？このボクが？何も知らないくせに……ボクのこと何も知らないくせに！」



エース「何も知らないくせに？それはこっちのセリフだ！お前だってAのこと何も知らないくせに、バカにしてんじゃねぇ！！！」

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