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チョコレートのように甘い初恋 ページ4
照side
俺が初めてAに出会ったのは
まだAがjrになったばかりの時
女の子ってだけでやっぱり周りからは
距離をとられていて、でも気になる存在だった
「あの、、、岩本くん！」
ストレッチ中、
そうAは声をかけてきた
「これ！食べてください！
好きですよね？」
持っていたのは両手いっぱいのチョコレート
俺はそれを受け取った
にこって笑ってその場を離れるAに
変な奴って思ったことだけは覚えてる
次の日から、毎日毎日大量のチョコレートを
持ってくるA
そんなAが妹みたいで可愛くて
よく一緒にいるようになった
一緒にいるようになると、
Aは誰よりも努力家で
誰よりもストイックだった
女だからって言われたくないって
遅くまで練習して朝も早くから練習してた
そんなAを純粋に尊敬したし、
Aに付き合って練習するときに俺に見せる笑顔が大好きだった
よく周りからは、白雪は岩本の金魚のフンだなっ
なんて笑われて、そんなことですら嬉しかった
単純にAに好かれてると思ったし
俺も好きななのかな？って思うこともあった
自分の気持ちにはっきり気づいたのは
それから何年も経った後だった
ある日を境に変わったA
すぐに恋をしてるんだって思った
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作者名：ゆう x他1人 | 作成日時：2020年4月29日 16時
