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「あれ？いつもの居酒屋じゃないんだ」
驚いているAを連れてきたのは
ちょっとおしゃれなレストラン
「居酒屋だと思って、ラフな格好で来ちゃったよ。浮かないかな？
あ、でもふっかもそんなもんか」
そう笑ったAの手を引いて
店の中に入った
思えば、いつも2人で会うのは居酒屋だった
ガヤガヤとうるさい店のなかで
仕事の話しやsnowmanの話
いろんなことを話した
居酒屋にしか連れてけなかった理由は
俺の気持ちを隠すためだったけど
2人で乾杯して、ご飯を食べる
緊張で食事が喉を通らないこと
Aは気付いてた？
ご飯を終え、2人で酔っ払った頬を
冷ますように海沿いを歩く
いつもと雰囲気の違う俺にさすがに気付いたのか
Aも、黙って横を歩いていた
しばらく歩いた後、少し話そうと声をかけ
2人で浜辺に座る
「なんか、夜の海ってさみしいね」
そう言うAの横顔があまりにも綺麗で
つい見惚れてしまった
深「あの、、さ」
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作者名：ゆう x他1人 | 作成日時：2020年4月29日 16時
