ミーハー、中将になった【ONEPIECE】 (ページ6)

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補佐の悩みページ6

やっぱりあいつらはおかしい。どうして自分で仕事をせずにリンドウさんに任せるのか。

日に日にやつれて、くまが酷くなって、髪の毛や肌がボロボロになっていくあの人を俺は見てられない

責任感が強く、下には厳しいが理不尽な事は言わず面倒見がいい。そして何より強く、仕事が出来る。

この世全体で上司にしたい人ランキングをとったら堂々の1位はリンドウさんだと確信している。

それでもあの人は自分一人でどうにかしようとし過ぎなんだ。もっと俺たちを頼って欲しい、これは俺以外にもあの人の部下はみんな思っている事だ。

本当にアイツは……クザンは何も分かっていない。怒りが湧いてくる。

ｺﾝｺﾝｺﾝ

「はーい」

「失礼します。リンドウさんからの書類を届けに来ました。」

書類を届けに来たのが俺だと知るとあからさまに不機嫌な顔をするコイツ。

「なんだ、君なの？リンドウちゃんが届けてくれればいいのに〜」

「リンドウさんは誰かのせいで忙しいので俺が代わりに来ました。」

勿論その誰かは主にお前だよ。

「何？俺って言いたいのか？」

肌に冷たさが走る。

本当に自分勝手。あの人もこいつじゃなくて俺にしとけばいいのに

「別にそうとは言ってませんが？……でも書類はご自身で少しはされたらどうでしょうか？それかせめて書類をこちらへ取りに来るなどでも。それではリンドウさんのサポートで忙しいので失礼します。」

アイツはリンドウさんの事をろくに見ちゃいないんだ。

今のボロボロなリンドウさんを見たらこんなこと出来なくなる。

リンドウさんの仕事の半分も手伝えない、クザンの野郎に表立って文句も言えない自分が悔しい。