ミーハー、中将になった【ONEPIECE】 (ページ27)

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身長ページ27

『とりあえず先にお昼にしよ〜！夜は予約してあるけどお昼は町ブラブラしながら屋台とかお店探そうと思って何も決めてないです。』

「なるほどね。まあまだ昼には少し早ぇし観光がてらブラブラするか」

眩しすぎない日差しと白を基調とした街並みが穏やかな気持ちになる。

建物や街頭は中世ヨーロッパのようなデザインとなっていて、それだけで心がときめく。

その上隣にいる人がいる人のため、心臓のBPMが半端じゃない。

私に合わせて歩幅を縮めてくれたり、ぶつかりそうな人を避けてくれたりとさり気ない気遣いをしてくれる。

そんな素敵さにときめく心と、それなりに女慣れしているのだろうなと思いちょっと寂しい気持ちがある。

「手、繋ぎたいの？」

私がクザンの手を凝視していたからバレてしまった。

『うーん、でも身長差前より縮まったって言ってもなー……これじゃ親子みたいになっちゃって見栄え悪いよ。あと肩痛そう。』

「そんな見栄えなんて気にしなくていいのよ。まァでも、なんだ……肩痛くなるんならダメだな。でも初めてあった時よりだいぶ身長伸びたよね。成長期遅くない？」

『クザンに合わせるために身長伸ばしたんです〜』

まぁそんな身長の伸び縮みなんぞ気持ちでどうにかなるもんじゃないけど。

愛しい人と共に白く美しい街を歩く。

結婚したら、式場もこんな感じなのかな……

手を繋いだり、腕を組んだりできるくらい私が大きかったら良かったのに。