ロブ・スター ページ22
「それで、まだ報告できるようなこともないですがなんの御用でしょうか」
このヘンテコな服にハット帽にハトの男がたしか、いちばん強いヤツだったっけ。
名前は………………おもいだせんな。
『いやー私も知らないんだよね。なんかお前らの事見てこいとしか。ま、なんか大丈夫そ？？？』
「今の所潜入は順調です。私は秘書にもうなれましたし、ブルーノは酒場で情報収集をしています。」
「ワシらも順調じゃ。まだ下っ端じゃが時期に上へと上がれると思います。」
『ほーんなるほど〜。あ、そうだ1つ教えて欲しいことがあるんだ』
そう、私はこれの為に来たと言っても構わない。
「なんでしょうか……」
『指銃を教えてくれないか！唯一六式の中でやったことなくてね。コツとかだけでいいから〜』
武装色を纏えばできるけど、どうやら指銃は武装色を纏わないのがデフォルトらしい。
やろうとして何回突き指しかけたことか……
「は、い……？」
ロブスターみたいな名前(ルッチ)のやつがなんか怪訝そうにこちらを見てくる
『だーかーら！指銃武装色なしで出来ないから教えてって』
「……わ、わかりました」
正直まだ潜入したばっかだから聞くこともないだろう。
あまりこの人たちは好かないが、それなりに仲良くしたい。というかそちらの方が都合がいい。
これからも定期的に進捗を聞くのが私の仕事だからあまり警戒心を持たれるのは良くない。
まあこいつらはそんな事で職務放棄する程人間では無いが。
「指を1本の鋭い棒にするイメージで」
1本の棒……
『……こう？？』
「それだと人体にやった時あなたの指が折れます。」
『えー、、、、ウソ！ダメだこれ無理』
いまはロブ・スター君の指銃教室中だ。
これが意外と難しくて本当に出来ない。
「Aさん、そもそもちょっとやって出来たら皆苦労してませんわ……」
カリファちゃん美人だな〜！！！私は美人の名前はすぐ覚えられるんだ！
ブルーノはなんか覚えやすかったから覚えれた
『んー、そういうもんなのか〜。じゃあまた今度まで練習しとくから今度来た時チェックして〜
じゃあとりあえず今回はこれでいいや。また3ヶ月後に来るよ。任務、必ずや成功させろ。頑張りたまえ。』
まあそんなに成功して欲しいとかは思っていないが、立場上こう言わざるを得ない。
私も上に立つ事ができるようにならなきゃな。
『じゃーねー』
文字数！！！！！！！
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作者名：ｱﾘｽ | 作成日時：2022年9月6日 21時
