ネズミ捕り ページ21
そろそろ空も暗くなった事だし、例の酒場に向かうか。
ここが、ブルーノの酒場かな……？
ﾁﾘﾝﾁﾘﾝー
「いらっしゃい。……カウンターしか空いてないけどいいかい？」
『ああ、私もカウンターが良かったんだ、丁度いいね』
ちなみにカウンター以外もゴリゴリに空いている。
『最近送ったネズミ捕りの動作はどう？』
つまりお前らは上手くやってるか。
ネズミ捕りとは言ったけど、コイツらの方がよっぽどネズミだと思う。
「ああ、その件はありがとうございます。とっても順調さ。」
『それなら良かった。また夜にネズミ捕りの動作も確認してもいい？』
「勿論、よろしく頼むよ」
『よし、ならとりあえずテキーラショットで〜』
「……ほんとに大丈夫か？」
『舐めんな若造。あ、あと次はソルティドッグでおねがーい』
まあ今の年齢はそんなに変わらないけど、精神的にはまあまあ離れてるからな。
『くぅ〜！やっぱこれよね〜！久しぶりのこの感じ最高〜！』
この喉を焼く感じがたまらない！前世で喉ガラガラにしただけあるわ。
意外とブルーノの出す酒は美味く、カクテルも良かった。
普通にCP9なんかやめて酒場で働けばいいのに。
「オイ、お嬢ちゃんもう店閉まる時間だから出なよ」
『ん〜まだ飲むのぉ〜！』
「ありがとうございますお客さん、でもこのお嬢さんは私が対処しとくよ。」
「そうか、じゃ、ありがとな！また来るわ」
「最高戦力と謳われる割には酒に弱いのじゃな」
「そんなんでやってけるのかしら」
「この女が最高戦力とはにわかに信じ難い」
『わ〜初対面からキツくなァい？これでも自然と私が残るように配慮したのに。それに最高戦力って言われてるのも世界政府側と七武海しか知らないんだからいいでしょ』
初対面は最悪だなおい
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作者名：ｱﾘｽ | 作成日時：2022年9月6日 21時
