ミーハー、中将になった【ONEPIECE】 (ページ3)

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壁ページ3

『以上で資料説明を終わります。質問がある方はどうぞ。』

ああああ、き、緊張した！多分間違ってないはず、よく確認したし他の仕事の合間にちゃんと進めてたから大丈夫なはず！！！

「クハハ、偶には海軍も意味のある事を言うじゃねえか」

く、クロコダイルさん……！海賊に褒められて喜ぶのは海兵らしからぬ行為なのだろうが別に私海賊嫌いじゃないし！ありがとうございます！！

「誠にわかりやすい資料じゃった。A、海軍なんぞにおらずに妾と共にアマゾンリリーへ行かぬか？」

美人からお誘いが……嬉しいけど、嬉しいがしかし海兵という立場が邪魔を……！でも海兵じゃなかったら多分会えてないしくそ！

『すみません、海軍中将なものでハンコックさんの期待には添えかねます。』

ごめんね、ごめんねハンコックさん

「質問はないようだな。それではこれをもって本日の七武海会議は終了とする！今日話した海賊共についてまた2週間後に会議を開く。」

終わったあああ、帰ろ帰ろ帰ろ、ここ怖ェよがちで！

我先に帰ろうとドアに向かおうとした瞬間だった

「フッフッフッ！避けるとは最高戦力ってのは名ばかりじゃねえようだ……！」

え、何こいつまってツッコミどころが多い

急に攻撃してくる、何で？

最高戦力、？？？？？？？

特に後者は誰が言ったの……？

『なんでしょうか。』

心底気持ち悪いと言った軽蔑の眼差しを向け、少し覇気を含んで返す。

「覇気まで使うほど嬉しいのか？なあA、俺の所に来いよ」

何言ってんだこいつ！

『覇気で凄まれて喜んでいると解釈するなんて、おめでたい頭ですね。』

「まあいい、力ずくで奪うだけだ。なんたって俺は海賊だからな」

ドフラミンゴが私を奪おうと大量の糸を仕掛けてくる。

「あらら、余計な事しない方がいいのに」

「あいつも馬鹿だねェ〜サカズキもそう思うだろォ？」

「そうじゃな、Aは強いけぇアイツじゃ敵わん」

ﾊﾞｺｫﾝ!!

『あっ！ごめんなさいセンゴクさん！壁壊しちゃいました！修理代払えばいいですか？』

「い、いや、修理代はドフラミンゴに持たせればいい。」

「クックハハハハ！！！馬鹿じゃねえかお前ェ！壁にめり込んでんじゃねえか！ざまあねえな！！！」

「やはり男は馬鹿じゃ。Aは美しいのじゃ、勝てるわけなかろう。」

ｴｯハンコックさん……ﾄｩﾝｸ

壁にめり込むドフラミンゴと共に会議は幕を閉じた。