華麗なる復讐劇

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軽快な音楽が流れ出して


まずは、塩男から

床を鳴らして腕を振り上げ、

いや、結構最初から飛ばしてるじゃん、笑


そんな事思ってると

私のターン、

塩男の動きに少し難しいアレンジを加えて返す



あからさまに嫌な顔して、

すぐに本気になっている。



塩男、ごめん、私嘘ついたわ。


私、ダンスに得意も不得意もないの。


貴方のダンスじゃ相手にならないわ。



30分以上続けていると

塩男の足がふらついてきた。


とどめにシカゴフットワークを少し混ぜた

軽いステップのあとにKRUMPを加える。

片手で体を支えて、足を上げてストップ。



目を見開いた、塩男は

頑張ったけど、足がもつれて転けた。


私はすぐさまスピーカーを消して

塩男に近づいた。


あからさまに不機嫌な顔をして

こっちを睨んでいた。

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