万事屋の美少女は銀さん溺愛中の彼女です。【坂田銀時】

お城のような ページ18

「おおー！お城みたいアル！」



「ほ、本当だね……」







遠くからじゃわかりにくかったけど……




一体万事屋の何倍あるんだろ………







「じゃあ部屋行こっか」




「おい、幕府の犬も一緒に行くとか言ってなかったか？あとお妙も」



「今頃？しかも話聞いてなかったの？」

　


「真選組の皆さんは、さすがに2日も休めないから明日くるらしいですよ。姉上は九兵衛さんとの約束があるみたいなので、明日真選組と一緒にきます」







呆れてる私の代わりに新八くが説明してくれる。






「じゃあ今日は2室俺達だけってことか」



「そうなりますね」






そんなことを話しながら歩いてると、いつのまにか部屋に着いた。






「じゃあ私とAはこっち、銀ちゃんと新八はそっち！水着に着替えたら海に集合アル！」





「待て。俺はAと………ぐえっ」







今度は言い終わる前に変態を黙らせることに成功。







「じゃ、行こ！神楽」



「ウン！」







私は部屋の鍵を開ける。






「「おおー！」」







本日2回目の歓声。




部屋の中も綺麗な白で、大きなベッドが2つ置いてある。






「銀ちゃんとAは、あの1つのベッドでふたりで寝るアルか」



「うん、違うからね。全く、誰にそんなこと教わったのかな………」



「銀ちゃんアル」



「ですよねー」







後であの変態(天パ)しばこう、なんて考えながらバッグを漁る。





私はこの日のために買った水着を出した。









「A、それ……………」

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