万事屋の美少女は銀さん溺愛中の彼女です。【坂田銀時】

海の匂い ページ17

「海〜♪海〜♪」



「ぐはっ…………」






か、かわいい………


何あのかわいい生物。




私は足をぶらぶらさせながら歌っている神楽の頭をなでる。






「あ、見えてきたネ！あれ！見て見てA！」



「ほんとだー」







電車で揺られること約1時間。





やっと目的の海が見えてきました。







「ほら、起きて！銀さん」



「起きろダメガネ！ついたぞォォ！」






寄り添って寝ているふたりを揺すぶる。






「んあ………？」


「なんですか……？」






ふたりは眠そうに目を擦る。ら





「着いたアルよ！海！」



「え？もうですか？」






「次は○○駅〜○○駅〜」





「あ、ほら！降りないと！」





私はまだ半分寝ぼけている銀さんをひっぱって電車を降りる。





駅のホームには、もう海の匂いがただよっている。






「わあ〜！A！早く行くアル！」



「うん！」







私達は少し遠くに見える、白くて大きなホテルへ向かった。

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