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【green side】
リチャくんの奢りでご飯を召し上がりながら、会話を弾ませる。
「初対面やのに末澤が迷惑かけたな。怖かったやろ？」
「ま、まあ…正直、怖かったっす。」
「せやろな。」
「でも、誰よりも正義感があってカッコ良かったです。」
「せやねん。晶哉はよう分かってるなぁ。俺もアイツのそういう面に惚れてこっちに来たんやで。」
「そうなんすか！？」
「俺は同じ警察でも特殊部隊に所属していたんや。何かよう分からへんけど、狙撃手として有名人やったらしい。まあ、多分やけど、スキルのお陰かな。」
リチャくん、
「その時は末澤の事も全然、知らんかった。せやけど、ある時、合同の訓練で遭遇したんや。その時にアイツ…今考えると狂犬やったなぁ。」
末澤さんの狂犬エピソード、気になります！
「単独行動ばっかりしてた。チームなんてお構いなしに救えるもんを全て救おうとする。それも、あの時の晶哉みたいに無茶してな。」
またさり気なく、俺の無茶を指摘されました…。凄く反省してるんすよ？
「独断で無茶してるくせに何故か全部、上手くいってしまうんや。アイツの熱い正義感があれば、どんな困難も乗り切れてしまいそうって思ったし、遠くから見ていて、胸を掴まれたような気がしたんや。」
「末澤さんがリチャくんを惚れさせたって事っすか？」
「惚れさせたって言うと何か調子に乗りそうやから、それは言わへんけど…。」
確かにリチャくんに言われたら、調子に乗ってしまいそうかも…。
「その時はただ、認知しただけで仲間になろうだなんて思わなかった。無茶苦茶な事するヤツが仲間なんて面倒かもって思ってたから。せやけど、認知したらしたで末澤が頭から離れんくなったんや。」
「そういうもんなんすか？」
「いつの間にか、目で追っかけていてアイツが無茶してまで正義感を貫くその姿が眩しくて、いつか、隣に並んでみたいって思うようになった。」
末澤さんがリチャくんを動かしたって訳っすね。
「せやけど、ある日、アイツが第一線、つまりは捜査一課から降ろされた。理由は知らへんけど、また、無茶したんやろうなって想像は出来た。俺はその時、チャンスかもって思ったんや。」
そこで知り合ったんすね。
何かカッコいいストーリーやなぁ。
「俺が声掛けたら、そこで意気投合して、あっという間に小島に誘われて今がある。」
凄いなぁ。
羨ましいなぁ。
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湊(プロフ) - 設定とかストーリーとか諸々好みです！更新されるのを楽しみにしてます！めっちゃ、応援してます！ (2022年1月8日 13時) (
レス) @page19 id: 4660e3240e (このIDを非表示/違反報告)
サファイア(プロフ) - 自由人さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて光栄です！マイペースではありますが、これからも宜しくお願いします！！ (2021年9月12日 21時) (レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
自由人 - 更新される度に、わくわくしながら読んでます。応援してます！ (2021年9月12日 20時) (レス) id: 4bad57638d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サファイア | 作成日時：2021年3月12日 22時
