恋愛スピリッツ

やっつ ページ8

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:Ren



モデルの｢アユミ｣がいるというのは

瞬く間に全校生徒へと知られ、

これまた偶然にも同じクラスとなった俺たちの
教室には、有名人を一目見ようと他学年の生徒も
多く訪れた。



俺たちはと言うものの、





『……有名人やったんやなぁ』

『紫耀知らなかったんか』

『おん…きれーな子やとは思っとったけど』

『紫耀ってそういうとこ無関心よな。
それより、｢アユミ｣って芸名やったんかー』

『芸名って……一文字違うだけやん笑』

『別にええやろ笑』





そこまでミーハーなわけでも無いので1度も話す
こともないまま、ただ遠くから｢えらい人気やな｣
なんて他人事のように傍観していただけだった






同じ学校、同じ学年、同じクラス

そうだったとしてもきっと

今後関わることの無い人間だと




思っていた。





思っていたのだ、間違いなくその日までは。









＊









『平野くん！』








『おー、渡辺』









『…………え？』







ある日突然、｢アユミ｣と紫耀は急接近していた






＊＊＊
こんばんは。えだまめです。

閲覧･お気に入り･評価等ありがとうございます(∂ω∂)
嬉しいことにもうお気に入り443評価87も頂いて有難いです。
閲覧数もお気に入りも数値で目に見えるので
わかりやすくモチベーションに繋がります(＞＜)

まだ始まったばかりではありますが
最後まで是非お付き合い下さい。

20190211
えだまめ

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