今日:12 hit、昨日:19 hit、合計:878,946 hit
小｜中｜大
出逢いのチカラ【4】 ページ9
*
*
*
千晃が来てくれたおかげで胸の痛みは治まった。
リーダーが呼びにきたから2人で戻って、練習に集中する。
それからだったかな。
出逢いのチカラを2人が歌うときは必ずといってもいいほど千晃と話すようにした。
千晃はいつも明るくて、いつも笑顔。
何度もその笑顔に救われた。
千晃がいなかったら私きっと、AAAをやめていたと思うよ。
彼を好きだと気付いたときも一番に相談したのは千晃。
一番応援してくれたのも千晃だった。
だからね、千晃。
貴女の恋は私が一番応援しようって決めていたの。
その恋路を自分が邪魔することになるなんて、
そのときの私には到底わからないことだった。
*
*
*
出逢いのチカラ【5】《宇野Side》→←出逢いのチカラ【3】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 905人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソルト
| 作成日時：2015年7月26日 22時
