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変わってほしくない【4】《伊藤Side》 ページ32
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「じゃあ、私もコンビニ行こうかな」
宇野ちゃんが立ち上がりながらそう言った。
「みんな動くんだ」
リーダーが感心したようにそう言うと
「俺はしないけど？」
と秀太が寝返りをしながら言った。
「俺も〜」
それに日高くんが便乗して。
「あ、Aと千晃も行かない？」
と宇野ちゃん。
「うん、行こっかな」
私はそう言ってから少しだけ後悔した。
もしAが行くんだったら気まずいのかな。
だったら私も行くって言わなかったほうがよかったかも。
でも、Aは
「行く！」
と元気に答えた。
まあ本人が大丈夫そうならいっか。
私とAの返事を聞いた宇野ちゃんは
「よし、行こう！」
と言って部屋から出て行った。
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作者名：ソルト
| 作成日時：2015年7月26日 22時
