浦田Familyの秘密

モテるやつの兄弟は ページ16

Aside


兄弟がモテるやつだと困る…

「浦田さん、これ、浦田くんに……」
「これ渡しといてくれない？」
「レアショットとか…」
「お兄さんたちの私物とか…」
「今度遊びに行きたいんだけど…」


こんな感じで話しかけられることが多い…


だいたいは私の兄弟目当てばかり…
そのせいで友達もなかなかできない…

ま、
自分の性格がねじ曲がってるのもあるけど…

っていうか、

言ってることみなさん、ストーカーですよ？


いい出会いなんて夢のまた夢で…


はぁ〜…


A「渡せるものは渡すけど、家訪問は難題だよ。ごめんね？」


「浦田さん、ありがとう！」
「じゃあ、これよろしくね」
「はい、これ」
「はい、よろしく」
「お願いね〜」


帰るときにはバックがパンパンの時がある…


今日がその日…
ツライ…

はぁ〜…


真「A、帰ろう」

A「うん」


家について…


かごに入れて…


A「はい、今日の分」

真「え…持っとったん？いらへんわ…」

A「受け取れ…」

真「可愛い顔が台無しやで」

A「バイバイ」

パタン…


下に降りて…


A「はい、これ全部光と秀の分」


光「お前も律儀だな〜」
秀「お疲れ(笑)」

テレビゲームを仲良くしている二人…


A「あのさ、クラスの子が……ん〜…やっぱいいや」

秀「ん？どうした？」

光「言いかけてやめるのやめろよ〜気になるだろ！」

A「大丈夫でーす。はーい」

秀「どーした？A」

A「クラスの子が、二人の寝顔とかのレアショット欲しいって…いらないけど…」

光「俺らの人気もそこまで来たかー」

秀「ストーカーやんけ！(笑)ないわ〜」


A「うん。モテる人って大変だね！」


光秀「……。ん…ま、いいや…」

A「？」

光「ん…大変だよ(笑)」
秀「モテちゃってモテちゃって(笑)」


嫌味か…


「「ただいま〜」」

あ、

A「おかえり〜！」

千晃と実彩子♪


A「他の二人はバイト？」


実千「そう」


A「ご飯作ろう！何作るの〜？」



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

Aの知らない会話

真「Aのほうが俺らよりモテとるわ」

秀「それな。昔からだもんな」

光「真司郎降りてきたのか」

真「大量の貢物いらへん…」

秀「貢物って…(笑)みついでねぇだろ(笑)」

真「変わへんわ」

秀「とにかく…あいつはすげぇ」


まとめ:Aはモテないんじゃなくて…俺達が…
　 妨害now(笑)

帰ってから→←裏で…

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