明日はきみに (ページ3)

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「大阪、、、ですか？」

今、私の目の前には冊子を持った上司、いわば本社勤務の人間
私は店舗勤務だから余程のことがない限り会う事はない

『そうなんだ、実は大阪にも店舗を作るんだけど社員として立ち上げのヘルプに行ってほしいんだ、そろそろ次の段階に進んでほしいし無理にとは言わないけど』

考えておいてと冊子を渡される、その中には新店舗の場所やヘルプ期間、事細かに書いてあった

大阪か、、なんだかなぁ

コ「どうする？」

「どうするも何も仕事だし断る理由もないけど、、なんで大阪なのかな」

コ「そりゃ東京の次は大阪でしょ」

ごもっともすぎて何も言えないけど

ヘルプ期間も3週間程だしコトも一緒だし

「私も行きます」

気づいたらそう返事をしていた

丈一郎に会えるかもなんて思ってないと言ったら嘘になるけど、もしかしたら心の底ではちょっと思っていたのかもしれない

もし偶然にも会えたらおめでとうとただ一言だけ言えたらそれでいいや

会えたら、ね

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