明日はきみに (ページ11)

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なぜだか4人で話してしまっている
でも丈一郎に話さなくて済んだから良かったのかも

「私帰るよ、？」

丈「話終わってへんから無理」

「また、、、今度は？」

私がそういうと丈一郎は寂しそうな顔して一瞬何かを思い出し考えたような顔をした

丈「それじゃあかんねん、また明日、また今度って」

小声でぼそぼそ言ってて何言ってるかよく分かんない
無関係な2人もいるのに丈一郎は話の続きをしだした

丈「あの時、勝手おらんくなって残された俺の気持ち分かる？卒業した次の日に家もないし連絡もつかんしめっちゃ心配した、仕事もミスるし意味わからんやん」

そんなの私だって関西にいて丈一郎の仕事応援して一緒に喜んで笑ってたかったよ

でもそんなこと出来なかったんだ、、

丈一郎がアイドルじゃなかったら、

そんなことを一瞬でも考えてしまった自分が大嫌いだった

「丈一郎はさ、アイドルで幸せ？楽しい？」

丈「当たり前やん」

何聞いてんの？みたいな顔して言うから笑っちゃう

「わたしも丈一郎のファンなら良かったなぁ」

最初の出会いが違ったら良かったのに

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