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純「んじゃ、やろか」
純喜の一言で5人の空気がガラッと変わった。
こんなありふれたスタジオが一気にライブ会場かのような雰囲気になった気がした。
ー思い出すのは 君の歌
純喜の歌い出しで鳥肌が立った。
にこやかに歌う彼から目が離せなくなってしまう。今日は勘違いでも何でもなく彼と視線が合っている。何故なら観客はわたし一人。まるでわたしのための演奏かのようだった。
思わず笑みが溢れる。
全員が顔を合わせて楽しそうに演奏する姿が素敵だった。
何曲が続けて演奏した後に、純喜がギターを下ろしてわたしの隣に座る。他のメンバーも水分をとったり椅子に腰掛けたりと休憩に入った。
純「…どうやった？」
『最高！格好良かった！』
純「ほんま？」
『うん！』
興奮したまま素直な気持ちを伝えると純喜が嬉しそうにはにかんだ。今だけはこの笑顔を独り占めできる。
二人で軽く雑談していると祥生が反対隣に座ってきて体重をかけてきた。
祥「Aちゃん、疲れた〜…」
『ちょっと、重いよー』
景「祥生、今はやめといたほうがいいで」
翔「うん、純喜くん顔怖いし」
祥生を押し返していると二人がそんなことを言うから何事かと純喜を見るとぶすっと拗ねていて面白くないといった様子だった。
祥「純喜くん、Aちゃん取られて拗ねとんの？」
純「うっさいねん。はよ練習戻るで。てか、祥生さっきのあれテンポ早かったやろ」
バシッと祥生の背中を叩いてる純喜は小学生みたいで面白かった。祥生は「痛いとこつかれて八つ当たりせんでやー。テンポちゃんと合ってたし」と不服そう。
そのまま練習を再開した彼らの演奏を思う存分満喫した。
そういえば、さっきの純喜はあれかな友達が取られたみたいで寂しくなったんだなきっと、なんてぼんやり思った。
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緑(プロフ) - あいさん» ご返信ありがとうございます！わぁ〜是非楽しみにお待ちしております😍 (2月13日 19時) (
レス) id: 68068d2abf (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 緑さん» コメントありがとうございます。無事完結することができました。本当にありがとうございました！拓実くん良い子すぎて私も辛かったので、もし次ネタが思い浮かんだ時は彼に幸せになってもらいたいと思います（笑） (2月13日 19時) (レス) id: d32317e5b3 (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 完結おめでとうございます！陰ながらずっと応援していました。次の予定は無いとの事ですがもしも気が向いたら次こそ拓実くんに幸せになって欲しいと思っています（笑）いつか楽しみに待ってます😊 (2月12日 15時) (レス) @page47 id: 68068d2abf (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！もう少しで完結にはなりますが最後まで見ていただけると嬉しいです。 (2月9日 22時) (レス) id: d32317e5b3 (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - キュンキュンしながら毎話読んでます🥹❤️🔥純拓最高です！！更新楽しみに待ってます🎶 (2月8日 12時) (レス) @page33 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい | 作成日時：2024年1月26日 22時
