日常2 ページ3
悟との任務は、私がとても足手纏いなのが表情から読み取れる。
本当のことだけど、、、
だから一緒に任務につきたくないけど、逃げてばかりいちゃ私はいつまでもこのままだ
この気持ちからも
逃げ続けてていいのか
でも、今は、今を、壊したくない
だからそっと蓋をした
宝箱にしまっておく
A
今日は傑と任務の日
「ごめんね待たせちゃったよね?」
寮を出た瞬間、廊下で悟に会って
おはよう、そう声をかけた瞬間また抱きしめられた
「朝からどうしたの?傑が待ってるから行かなきゃ」
そう声をかけると抱きしめる腕の力がより一層強くなる
「ん〜?マーキング」
と言って去って行った
なんなの
犬なの
胸が痛い
勘違いしちゃう
鼓動よ鎮まれ
そんなことがあって若干待たせてしまったのだが、傑は怒るどころかほっとした表情で
「よかった、何かあったのかと思った。さあ、行こうか」
さっと手を出す。
こんなことスムーズにできるなんて傑は本当に同い年なんだろうか?それともチャラい?
「A、私は誰にでもこんなことはしてないよ」
え!私口に出してた?と驚くと傑はとても優しい、でもどこか切ない表情でこう言った
大切な子が考えていることはだいたいわかるものさ
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作者名:あや | 作成日時:2023年9月25日 10時