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二日目以降も同じように鬼を倒し、食料を探しては寝ることの繰り返しだった。時間はすぐに過ぎた。


いつの間にか七日が過ぎ、選別に合格していた。始まる前に見た女の子二人が、階級や刀、隊服の説明をしている。何度見てもそっくりな顔立ちだな。

怪我をしたわけでも疲れたわけでも服が汚れたわけでもないが、ずっと不快な気分で話を聞いている。
他に四人合格者がいて、その中には"あいつ"もいたから。


女の子が言っている話は全て父から聞いていたため、俯いて話も大して聞かずぼーっとしていると、ある男の子が叫び出した。

そいつは、そっくりな顔立ちの女の子二人のうちの白い方を殴った。


いや、何してるの。馬鹿なの?

さすがに引いていると、"そいつ"は女の子を殴った男の方へ歩いていった。
説教でもするのかと思いきや、まさかの骨を折る宣言。本当に折っちゃうあたり、こいつは力も精神も強のかな。


……ただの誰にでも優しく弱いやつじゃなかった。あいつは"正しい"人だ。本当ムカつく、もう玉鋼とか鴉とかどうでもいいから早く話終わらせてよ。





____私が怒っていることに気づいたのか、鴉は頭を私の頬にすりすり、すり合わせてきた。
こいつ、可愛いかもしれない。
鴉をどうでもいいなんて言っておきながら、少し怒りが収まった気がした。

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Shaula(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます^^ (2021年1月23日 8時) (レス) id: 099ba59790 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2021年1月23日 3時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Shaula | 作成日時:2021年1月8日 20時

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