涼介ぱぱと侑李 ② (ページ20)

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節分ページ20

涼介side

侑李「おいしいねっ」

涼介「うん！」

今日は節分！侑李と恵方巻き作って食べてる
最初は無口で北北西向いて食べてたんだけど
もう2本目ではぺちゃくちゃ喋ってた(笑)

侑李「ごちそうさまでしたー」

侑李が手を合わせて椅子から降り
あそび始めた

俺は慌てて台所へ行き、こっそり
鬼のお面を付けた( `﹀´ )去年までは
節分の日も鬼の真似して侑李の前に
出ることなかったけど
今年はやってみたくて…(笑)

涼介「うぉー!」

侑李「……！？」

俺が叫ぶと
侑李が振り向いた！

侑李「うわぁー(泣)」

で、大泣き(´-﹏-`；)

涼介「ほらっ、この豆でえいってやるの」

鬼が豆まきを教えるってある？(笑)
俺は侑李に豆を渡そうと近づいた。

侑李「やだぁ(泣)やだぁ(泣)やめてぇ(泣)ぱぱどこ？(泣)」

侑李はソファーの裏へ逃げてしまった。俺がぱなんだけど…
しかしいつまでもビビらせては可愛そうだし、泣き声が近所迷惑なので俺は「じゃーん」とお面を外した。

侑李「ん、んぁー(泣)やめてよっ！(泣)ぱぱのばか！(泣)」

泣き崩れる侑李(；´Д｀)

涼介「ごめんね。ごめんね。(笑)」

侑李を抱っこしたけど、ぎゃんぎゃん
泣き続ける…(笑)よっぽど怖かったんだね。

けど、そこで俺はイタズラ心が芽生えてしまい
ニヤニヤしながらこっそり下に隠し持っていたお面を顔につけた。

涼介「侑李ー！」

で、俺の胸に顔を埋めて泣いている侑李を
呼んでみる。

侑李「…！(泣)ぱぱ！(泣)やめてよ！(泣)おにさんやめて！(泣)」

涼介「ぱぱじゃないよ～！鬼だよ！」

侑李「うわーーー(泣)」

で、悲鳴に近い声で大泣き(笑)

涼介「うそうそ！ぱぱ！ごめんね！侑李」

お面を外して、侑李を抱きしめる。

侑李「もうっ…(泣)ﾋｯｸ(泣)やめてね(泣)」

涼介「やんない。やんない(笑)」

予想以上にビビるので、鬼のお面はしまっておいた(笑)

涼介「鬼は外！」

侑李「ふくわうちー！」

侑李とお庭で豆を巻きました(笑)