息もできずに (ページ4)

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4.友達ページ4

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今日は教室の中が騒がしい

IS「今日皆にお菓子もってきたよー！はーいどーぞ！お返し期待しておくね〜！」

イソルはコンビニで調達してきたんであろう小包になってるお菓子をクラス中の皆に配り歩いている

CB「おいイソルマジで言ってんのか？お前これコンビニで買ってきたお菓子じゃんか」

IS「なによチャンビン？バレンタインって手作りじゃないといけない決まりなんてないよね？気持ちなの、皆にはもちろん私の特別な気持ちが入った義理チョコとして配ってんのよ。これは契約なの。義理でもらったんならしっかりとホワイトデーでお返しをしないといけない決まりなのよ！！！」

イソルの言葉にクラス中の皆が、貰ってしまったといっせいに顔をしかめ始めた

「皆気にしないでね、この子にホワイトデーはいらないよ」

可哀想だったのでいつもより大きめな声を出して皆に伝える

IS「あー！チンチャ！Aもチャンビンの味方なの！？」

「まあまあ、あーほら付き合うから一服いこ？」

ギャーピー泣き喚くイソルをなだめ無理矢理腕をひき屋上にある喫煙所へと向かう

IS「ちょっとなんでアンタもついてくんのよ？」

CB「うるせーよ、俺も一服だっつーの」

イソルとチャンビンはグループ内でもすごく仲が良い
まあ、いつも喧嘩してるけど...息はピッタリだ

空いていたベンチに座り少し冷たい風を頬で感じる

IS「Aは吸わないけどそれもあのオジサン先生の教えなの？」

「そんな訳ないでしょ、私はタバコにもお酒にも興味が湧かないの」

IS「綺麗な顔してるのに〜つまんない女で終わらせる気？罰として酒浴びなさいよ」

CB「はあ。イソルお前こそ毎回飲み会で男ゲットできてないんだからつまんない女なんじゃない？？？Aは傍から見たら高嶺の花的存在だろ」

チャンビンの一言で怒りが再熱したイソルはまた大声で言い合いを始めた