2.幼い ページ2
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階段を駆け下りて彼の居る作業室へと向かう
「お待たせ、遅くなってごめんねイソルがうるさくて」
SN「A、急いで来たのか?前髪乱れてるぞ」
作業中だった手を止め立ち上がると私の前髪を直してくれた
SN「イソルがうるさいのはいつもの事だろ。いいか?A 、他人は自分を映す鏡だ。つまりお前はイソルと同じレベルの人間であり、つるんでる以上は周りからのお前の評価も必然的にうるさい奴の友達程度の認識にしかならない」
でた、また始まった
彼のことは愛してる。彼も私の事を好いてくれている。
だから付き合っているんだけど、たまに辛い
「サン...ごめん」
私は美容学校に通っていて、
ヘアーメイクアーティストを専攻している
彼は学校の先生だ。そして私がずっと気になっていた人だった
15歳も年上の彼は私に授業以外での色々な事を教えてくれる
例えば、
友達との付き合い方だったり、
生きてく上での必要最低限のマナー
あとは爪の色、アイシャドウの色、アイラインのひきかた
メールの返信速度、私服選び、そして男のよろこばせ方
言い出すとキリがないけどそれでも私は彼が好き
恋愛は愛が全てだと彼が教えてくれたから。
別に怒鳴られもしないし手もあげられたこともない
彼が私に教えてくれる事は本当に愛があるからなんだと思う
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ゆー - 油塗りの私ってもう見ることできませんか? (2月15日 14時) (レス) id: f4dc74df58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アピリ子 | 作成日時:2024年2月14日 0時