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episode10 ページ10
楓士雄side
自分の部屋でバイクの雑誌を読んでいると
「楓士雄〜あがったよ〜」
そういって出てきたのは
濡れた綺麗な黒髪を少し荒めにタオルで拭きながら
貸してあげた大きめの服を着て
少しダルそうに歩いてくるA
楓「おいA、髪の毛ぐらい乾かせよ」
「えー、だってめんどくさい笑」
楓「ったく、お前ほんとに女かよ笑」
「失礼な!一応性別上女ですー」
ちょっとした冗談に、少し頬を膨らまして怒っているA、久しぶりに見たその顔すら、愛おしかった。
こいつを誰にも渡したくない、俺だけのものにしたい。
司にも、渡したくない。
「楓士雄?どしたの?」
楓「あぁ、いや、ほら髪乾かすぞ」
「へ〜い」
やっぱり俺、こいつが好きだ
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作者名:易癒 | 作成日時:2021年9月28日 20時