episode13 ページ13
花「え、じゃあ転校するってこと?」
「うん…そうなる、かな」
麗奈「えー!嫌だよ、Aがいないなんて…」
優「…でも、何で急に?」
「急じゃないよ、前から決めてたの、いつかは向こうに戻ろうって」
優「今じゃないと、駄目なの?」
「うん、今じゃなきゃいけない」
花「…ハァーAいなくなるんだー、面白くなくなるなー笑」
「…ごめんね」
麗奈「…して」
「うん?」
麗奈「どうして!!!そんな大事なこともっと早く言ってくれなかったの!?私達の事友達なんて思ってなかったから??」
「!!!それは違う!絶対、それだけは違うよ。3人はほんとに私の心の支えで、居場所で、感謝してもしきれない。私が転校してきてからずっと仲良くしてくれて…グスッ私、3人が大好きだよ。最初はしつこくて何なのって思ってたけど、段々3人といる事が楽しくなって、当たり前になって、グスッ自分でもこんなに3人と離れるのが辛いなんて思ってなかったんだよ…グスッ」
優「A…」
麗奈「じゃあ!どうして…」
「…言ったら、引き止めるでしょ?」
麗奈「…」
花「…当たり前じゃん、馬鹿じゃないの?ずっと一緒にいんのが当たり前だったんだよ?嫌に決まってんじゃん!なんなら今だって引き止めたいよ!けど、けど!!…Aがそこまでしても行きたいんなら、私達が止める資格なんか、ない…。」
「花…。」
優「じゃあ、いつでも遊びに行って良い?」
「!もちろん!いつでもきて!私も、みんなに会いに行くから」
麗奈「…ちょっと離れるだけなのにこんなに辛いとか、私Aが死んだら生きてけないね笑」
「何言ってんの笑」
麗奈「笑笑…うん、分かった!応援する」
「ほ、ほんと?」
花「友達のこと応援しないやつとかいる?笑」
「笑笑いない?」
優「まぁ会おうと思えばいつでも会えるしね」
「うん!会える、絶対会いに行く」
花「必死すぎ笑」
「なにさ!笑いいじゃん別に!」
優「笑笑それで?いつ行くの?」
「うん、来週には完全に向こうの高校通うかな」
麗奈「そっかー、じゃあ残りの時間、同じ高校生としての思い出、作りまくろー!!!」
4人「おー!!!!」
お話は時系列バラバラにしますね
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作者名:易癒 | 作成日時:2021年9月28日 20時