日曜日２ ページ19
ハンカチのようなものを口に押し当てられた。
何、これ･･･
自分の意志とは関係なく
どんどん意識が遠くなっていく。
ダーマさん･･･
助けて･･･
ダ｢おい、里奈！？｣
と肩をがっしりと掴まれた。
その衝撃で、手放しかけていた意識が
戻ってきた。
私の口にハンカチを押し当ててきた男は
ビックリしたのかそのまま逃げた。
ダ｢アイツ･･･｣
ダーマさんをチラリと見ると
かなり怒った顔だった。
そしてどこかに電話をかけ
ダ｢シルク！マサイ！後で説明するからとにかく
お前らんちの前を通る全身黒い服の男がいたら
捕まえてくれ！俺もすぐ行く！｣
と言い電話を切った。
ダ｢大丈夫か？｣
と聞かれ、大丈夫だよ、と答えようとしたら
ギュッと抱きしめられた。
ダ｢マジで焦った｣
『ごめん』
ダ｢なんで謝んだよ｣
『だって･･･
迷惑かけちゃった』
ダ｢迷惑なんかじゃねーよ。｣
『本当？』
ダ｢当たり前だ。
里奈に怪我がなくてよかった。｣
『ダーマさん･･･助けてくれて、ありがとう』
ダ｢おう｣
そう言ってダーマさんは頭をぽんぽんと優しく
撫でてくれた。
その不器用な手つきがとても暖かくて。
私は子供みたいに泣き出してしまった。
こうなるともう止まらない。
それでもダーマさんは頭を撫でてくれていた。
ダ｢ほら、いい加減泣きやめよ
なんだか俺が泣かしたみたいだろ(笑)｣
『ぐすっ 、 うん』
ダ｢里奈、ちょっと走れるか？｣
『うん』
ダ｢よし、こっち来て｣
と私の手を引き走り出したダーマさん。
２、３分走ると
大きなマンションの前に
男性と思われる人達が三人たっていた。
ダ｢シルク！マサイ！｣
シ｢お！ダーマ！おせぇーよ(笑)｣
マ｢この人捕まえたけどあってる？？｣
ダ｢あってる、マジ助かった｣
シ｢んで、どうしたの？？｣
ダ｢実は、里奈が誘拐されそうになってて｣
マ｢は？｣
シ｢え、マジで言ってんの？｣
ダ｢家の前でハンカチみたいなのを口に当てられて｣
シ｢それ、ホントですか お兄さん｣
とシルクさんが男に詰め寄った。
男｢･･･｣
マ｢･･･このままじゃ、埒が明かねーな
警察呼ぶ？｣
ダ｢里奈はどうしたい？
誘拐は犯罪だから警察呼べばこいつは捕まる｣
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優 奈(プロフ) - 玖紺さん» ダーマ様大好きなんです･･･もうほんとに彼は最高です･･･そしてまさかの玖紺様からのコメント･･･作品読ませていただいてます･･･尊すぎる･･･神や(土下座) (2018年1月29日 23時) (
レス) id: 5fb539f624 (このIDを非表示/違反報告)
玖紺(プロフ) - ダーマ様メインのお話…尊いです(土下寝) (2018年1月29日 21時) (レス) id: 12a25ca6fe (このIDを非表示/違反報告)
優 奈(プロフ) - アレンさん» 毎日更新してますので是非続きを毎日ご覧くださいwww (2017年12月31日 19時) (レス) id: 5fb539f624 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - ウォォォォォ続きが気になりすぎるwwwwwwwwww (2017年12月30日 21時) (レス) id: a8644baa2a (このIDを非表示/違反報告)
優 奈(プロフ) - 緋桜さん» あいつはこの作品を読んでくださってる方々全員の敵ですね、私も書きながら絶賛いらいらしてます← (2017年12月30日 12時) (レス) id: 5fb539f624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優 奈 | 作成日時：2017年12月9日 12時
