水と風【鬼滅の刃】

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「Aちゃん、





冨岡さんとは随分と仲がよろしいようで」





「はい、しのぶさんと蜜璃さんのお陰です」





「ところで、





明日からの任務については聞きました？」





「1週間ほど行ってくると、先程言われました」





「そうですか。





実は不死川さん、





私達より先に任務に行ってしまい、





今はいません」





「そうなんですか」





「手土産を預かっております。





お受け取りください」





「実弥からですか？」





「はい」





風呂敷を手にすると、





カランと箱の中から音がした。





風呂敷のは花柄の白と桃色で、私の好きな柄だ。





実弥は私のことをよく知っているな、と熟思う。





「あ、そうだ。





しのぶさん、私先程義勇さんに告白されました」





「あら、冨岡さんに？それは素晴らしいですね」





「返事は任務から帰ったらとのことで」





「了承するんですか？」





「はい！もちろん！」





「やっと夢が叶いますね」





「でも、こんな私でいいのかと……」





「冨岡さんがAちゃんを選んだのです。





心配することはありません」





しのぶさんの優しい声に癒されながら





少し話をした後、しのぶさんは帰路に立った。

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