彼らと私の挑戦___３

涙と笑顔 ページ33

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『…着いちゃった』



何年振りだろうか。


このドアを開けるのは。




「ここに居るからね。…本当に大きくなったね、Aちゃん」



昔からいる受付のおじさんが、優しく頭を撫でてくれる。



『…おじさん、私成長しましたか？』


「見た目も綺麗になったし、中身だって外見から見てわかるくらい、成長してるよ」


『…良かった』


「行っておいで」




コンコン、



「はーい」


『っ、ジュンミョンオッパの声』



ガチャ、



SU「どう、…ぞ…」


XM「おい、ジュンミョンどうし…、ぇ、」


KA「…！」


CY「A！？」






BK「…は、なん、で…」


『…久しぶり、』



驚いている彼の前に立った。



久しぶりに見る彼は、何も変わってない。


…ううん、少し顔が大人っぽくなったかな。笑



『ベッキョン…っ！』


BK「…会いたかった…」



背中に回る腕、頬に当たる髪。



『っ、…来るの遅くなってごめんね』



CY「〜っ、A〜！！」


『うぐ、！』


BK「おい！俺まで巻き込むなよ！」


KA「Aだ…本物？」


『幽霊に見える？』



わらわらと私達の周りに集まるみんな。



……あの頃に戻ったみたい。



SE「今まで何してたんだよ」


『ずっとプレディスにいたよ。あそこでずっと働いてる』





BK「…何で、辞めたんだよ」


『無理だと思ったからだよ。もう諦めようって思ったから』


BK「俺、楽しみにしてたよ。お前と一緒に歌うの」


『そんなの…私だって楽しみにしてたよ。ずっと、ベッキョンの隣で歌えたら、って思ってたよ』



誰より私が一番、諦めたく無かったんだよ。

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