彼らと私の挑戦___３

昔の話 ページ30

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【５年前】



私はいつも男と一緒に練習をしていた。

いつもいつも女子とは離されていた。


スタッフさんに聞いても、社長に言われてるからとしか答えてもらえなかった。



だから、女子からは反感を買っていた。


仲のいい友達だっていたし、その子といつもデビューしようねって話してた。


だけど大半の女子からは嫌われていた。


仕方なの無い事だと思う。いい気はしないだろう。


��男好き��


��社長のコネ��


散々色々な事を言われてきた。


勿論沢山傷ついたし落ち込んだ。


それでも私が練習生を辞めなかったのは、




BK「まーた泣いてんの？笑」



そんな私を笑わせてくれる存在がいたから。



何故かSMにも練習に行かされていた私は、
同じ時に練習していたEXOと仲良くなった。



特にベッキョンは、いつも私に構ってくれた。



BK「俺、お前の歌声すげー好き。だから人一倍努力して、早くデビューしろよ？俺の夢はお前とデュエットする事なんだからな！」



口を四角にして笑う彼は、


綺麗な声で歌う彼は、


私の憧れで、特別で、大好きな人だった。



��ベッキョンみたいに、歌で周りを感動させたい��



私の夢だった。



だけど、



「私はお前をガールズグループとしてデビューさせる気は無い。SEVENTEENに入れたい。
だがそれを断るというのなら、SEVENTEENのマネージャーになれ。お前に拒否権はないよ。私はお前を手放す気はないからね」



あの日、社長に言われた言葉は一生忘れない。

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