彼らと私の挑戦___３

開けて ページ26

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DL「やば、めっちゃ緊張してきたわ(笑)」


SN「ヒョン！口に出して言わないでよ！移っちゃうじゃんか！」


KT「上手く歌えるかな〜」


YG「ケンタヒョン、トイレ着いてきて」



ヨングクのいつもと変わらないゆるさが今は心地いい。



YM「うわ〜緊張で手震えるわ〜(笑)」



座っている私の隣に腰掛けたのはヨンミン。



『……手、握ってあげる』


YM「……」



そういう私も、さっきから…show timeが始まる時から、手の震えが止まらないんだけど。



YM「誰より緊張してるのお前だもんな(笑)」



ぎゅっと握った手が暖かい。



『応援してる。頑張ってね、ヨンミナ』


YM「ん。…あのさ、ちょっとだけお願いがあるんだけど」


『ん？』



ごめん、そう聞こえたと同時に、抱き締められた。



YM「少しだけ、」


『…いいよ。緊張がほぐれるなら』



トン、トン、



背中に腕を回して、リズム良く優しく叩く。



大丈夫、ヨンミンならできるよ。



そう思いを込めて。



SN「あー！ヨンミニヒョンずるい！僕も！！」


YM「だめ(笑)俺だけの特権」


SN「何それ！！いいもん！！ヌナ！僕はほっぺにチューしてね！」


『またぁ？笑』



いつのまにかみんな集まっていて、みんな笑っていた。



『最高にかっこいいステージにしなよ。応援してる』


「「「「「おう！」」」」」


『みんなならやれるって信じてるから』

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