彼らと私の挑戦___３

写真 ページ21

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JH(ジフン)side.


所詮、お姫様抱っこというやつをして入ったのは

男子禁制(ミニョニヒョンが決めた)の部屋。



静かにベッドへ下ろすも、起きる気配はなく寝息を立てて気持ちよさそうに寝ている。



なんだか、ヒョン達の所にも自分の部屋にも戻る気になれなくて、寝ているベッドに腰掛けた。



ふと、枕元に目を落とすと一つの写真立て。



「これ…」


それは今よりもっと若い頃のジョンヒョニヒョン達とアロンさん、そしてAが映っていた。



幸せそうに笑う６人を見て、羨ましく思ったのは仕方がないと思う。



俺も、もっと前からこいつと出会いたかった。


そうすれば、もっともっと頼りにされてたのかもしれない。


歳だって５つも離れてなかったらもっと仲良くなってたのかもしれない。



「ヒョン達は狡いよな…」



写真立てを元の位置に戻そうとした時、ひらりと落ちたもう一枚の写真。




「え…」



だって、…なんで、



そこに映っていたのは、17と印刷されているTシャツを着たAと同じTシャツを着SEVENTEENのウジさんだった。



このTシャツ着てるってことは…、




「元々は練習生だった…？」





Aの方を見るけど、本人はスヤスヤと眠ったまま。




返ってこない質問の答え。



本当、秘密多すぎだろ…

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