彼らと私の挑戦___３

嫉妬 ページ15

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今日もNEVER組に着いてきている(誰だいつもって言ったの)


なんてったって今日はトリプルＨが来るからね！(完全にファン)


はーどうしようどうしよう！！


やっと、生でフィさんの歌声が聴けるかもしれない！



『楽しみすぎて頭おかしくなりそう』



ふと、隣から視線を感じて目線を移すと、
ミニョンがジト目でこちらを見つめていた。


『何』


MH「…あからさまに嬉しそうな顔してんなと思って」


『だって嬉しいもん。幸せすぎて空飛べるよ今なら』


MH「へー」


『何であんた今日そんなにテンション低いの？』


MH「……お前ってさ」



少し言いにくそうにしている彼に首を傾げる。


え、何？


MH「…フィさんみたいな人がタイプだったっけ？」


『え？何言ってんの？』


MH「あー！だから！フィさんみたいな人がタイプなのかってきいてんだよ！」


何でちょっとキレてんのこの人。



『え？好きだよ(歌声が)』


MH「！」


『あんなに綺麗だもん(歌声が)』


MH「(俺も顔綺麗って言われるのに…)」


『包まれたいなって思う(歌声に)』


MH「(包まれたい？抱き締められたいって思ってんの？)」


『(歌声が)好きって告白しちゃおうかな』


MH「は！？ダメに決まってんだろうが！」



彼の大声に部屋にいる全員が振り向いた

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