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海人くんが主で話が進んでいく感じ
幼馴染といえどもアイドルとして見てきた方が記憶にあるから意外としゃべるんだなあとぼんやりする
閑也くんは優しそうな顔をしてる
そうそうこの顔なんだよなあこの優しい顔にたぶん惹かれたんだろうなあと思っていると
肘をピンと伸ばして床についてた手の上に海人くんの手が乗ってきた
「 えっ、、? 」
中「 どした?笑 」
なんて何もないように言うから
「 いや、、別に、 」
というとまた話が戻った
何が目的で手を乗せてきたのか、
手を膝の上に戻そうとすると引き止められ手を握られた状態になった
閑也くんにバレたくなくて平然を装って話に相槌を打つ
その後もつなぎっぱなしでやっと離れたのは帰ろうとなった時だった
電車の方面が閑也くんと私が一緒で海人くんは反対側で駅の改札で海人くんとはバイバイした
あの手を重ねてきたのは何なのかわからないまま
結構遅い時間になっても東京はいつだって賑やか
閑也くんだって言ってアイドルだからせめてバレないようにと少し距離をとって歩いていた
『 Aちゃんの家まで送るよ 』
「 …えっ、でも 」
『 本当にやましい気持ちとかはないからさ、こんな時間まで付き合わせて1人で帰らせるの危ないし心配だから』
そう言って閑也くんは私の最寄りの駅まで来てくれた
わたしの最寄りはさっきと違って静かで人も少なかった
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kkk - 私の名前が香澄なので嬉しいです! (2019年6月9日 10時) (レス) id: 5477461e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまり | 作成日時:2019年6月9日 2時