染める（緑） (ページ23)

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想像以上に喜んでくれてわたしもすごく嬉しい

『 Aって耳開いてたっけ？』

「うんん」

『開けへん？そんでこれお揃いでつけへん？』

耳は開けようかと迷ったこともあったけど痛いの嫌だな、と辞めていた

「い、痛いじゃん」

『片方だけやったら？おれ左にするからAは右、両方開けてもええと思うけど』

「忠義くんが開けてくれるんだったら開けようかな、右だけ」

自分でもびっくりしたけど忠義くんなら、と思った

『前さ、酔った勢いで右耳も開けようと思ってピアッサー買ってんけどなんか2つ買ってもうててあるねん』

そう言って忠義くんは引き出しを探した

わたしはといえば自分が買ったものがきっかけでこうなるとは思ってなかったから心臓ばくばく

開けるまでのプロセスを全部やってくれてあとは開けるだけというとこまで来た

『開けんで？じゃあさ、3.2.1で開けるな？』

「う、うんねえ怖い、」

『やめる？』

「うんん開けるねえちゃんと数えてよ？」

『あたりまえやん笑いくで？3、2、』

カシャン！

「いったい！！！！ねえ！1言ってない！」

『やってそっちの方が怖いやろ？笑まあちゃんと綺麗に開いたしすぐにはこの星のんつけられへんけどまた日経ってからな』

そう言って『がんばったな』と頭を撫でてからわたしの服が可愛いとかたくさん褒めてくれた

昼はだらだらと過ごし夜は2人で夜ご飯を作ってケーキを食べての予定だったが

夜ご飯を作ってる最中に忠義くんに後ろから抱きしめられ何回もキスをされそのままとっても甘い夜を過ごした

忠義くんの誕生日だもんね、おめでとう

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男性と女性で右と左に反対になってしまってたので訂正しました

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