その忍……名家の因縁【４】 ページ8
＊
『でもさ、経絡系をつくって無理じゃない？』
私がヒナタたちを見ながら言うと、カカシ先生が私の頭にポンと手をのっけながら言う。
「んーなんでそう思う？」
『だって見えないじゃん？経絡系は血管みたいなものなら目には見えないよね……？』
は！！！もしかして！！！私以外のみんなには見えてるのでは！？みんなエスパーかなにかなの！？え？私がおかしい？おかしいのかな、私が！！
「あの二人の目のこと覚えてるか？」
『うん、白眼！』
「白眼にはその経絡系が見えている」
なんだ、良かった。白眼を持っている人が見えるのね。私以外の人達も見えてないのね、安心！！
「それから……柔拳の攻撃は普通とは少し違う。自分のチャクラを自分の手のチャクラ穴から放出して相手の体内にねじ込み……体の経絡系に直接ダメージを与える」
『なにそれ……サイキョーじゃん！』
「ああ。だから日向は名門と言われるんだよ」
その時ヒナタの手のひらがエリート君の胸元をついた。サクラもナルトも歓声をあげる。
しかし、血を吐いたのはヒナタの方だった。
「なんでだってばよ！ヒナタの攻撃カンペキに入ったのに！」
ナルトの声が響くがヒナタは諦めずに攻撃を続ける。でもエリート君にかわされ、その上…ん？エリート君、指でついてる？ヒナタは手のひらなのに。
「オレはもはや点穴を見切る」
エリート君はヒナタの腕を固く掴んで離さない。
『点穴？どういうこと？？』
「経絡系上にはチャクラ穴と呼ばれるツボがある。それが点穴だ。理論上は、ツボを的確に押せば相手のチャクラの流れを止めることが出来る……俺の写輪眼でも点穴は見切れない」
私が身を乗り出して言えば、カカシ先生が真面目な顔で教えてくれる。写輪眼よりすごいって本当に白眼って最強の瞳術なんじゃないの？
するとヒナタを押さえていたエリート君は急にヒナタを突き飛ばした。ヒナタは床に転がってしまう。
ヒナタ…！頑張れ！！
「これがエリートと落ちこぼれとを分ける差だ。……棄権しろ！」
息を切らしているヒナタにエリート君が吐き捨てるように言う。しかしヒナタは手を付きながらも立ち上がった。
「まっすぐ、自分の言葉は曲げない…私も……それが忍道だから！！」
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正直、説明ターンが多くなっています。読みづらかったら遠慮なく言ってください。修正入れます。
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - meijiさん» 返信遅くなりました！申し訳ありません…コメントありがとうございます！ (2022年7月3日 1時) (
レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
meiji(プロフ) - コメント失礼します!とっても面白いです！更新を愉しみにしてます‼️ (2022年6月20日 7時) (レス) id: 16e0dfbcb3 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - アリスさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉です！更新頑張ります！ (2022年3月20日 18時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！気長にお待ちください！ (2022年3月20日 18時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます！面白く最新話まで一気に見てしまいました！続きも楽しみにしています！ (2022年3月19日 20時) (レス) id: 401a6481e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 | 作成日時：2022年1月14日 1時
