若人よ、今こそ大志を抱くのだ ３【NARUTO】

その忍……第一試験は筆記試験【６】 ページ8

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やーっときたチート機能にワクワクしているとイズモちゃんと目があった。

イズモちゃんは試験会場の時計を指さし何かを書くジェスチャーをする。んん〜時間がないけど書き終わったのか？ってことかな？？





そう解釈した私はイズモちゃんにむけてグッと親指を立てた。するとイズモちゃんは「はあ〜」と安心したように息を吐いた。

心配してくれてたんだ！優しー！！イズモちゃん！







私はイズモちゃんから目を離し自分の答案用紙を見る。
サクラの答えだから心配はないよね。
だけどこの問10…どんな問題なの？







「よし！これから"第10問目"を出題する！」





きた……！

周りの人が息を飲む音が聞こえる。






「…とその前にひとつ最終問題についてのちょっとしたルールを追加をさせてもらう」




え…ルール……？後付ルールなんてあり！？





その時扉が開き、いつの間にかお手洗いに出ていたカンクロウ？という人が帰ってきた。

そのカンクロウを見てイビキちゃんが鼻を鳴らして笑った。






「フ……強運だな」


「！？」


「お人形遊びが無駄にならずに済んだなァ？まあ、いい。座れ」







お人形遊び？ポポちゃんか…リカちゃんか…シルバ〇アファミリー
か…このどれかだな！！




「では説明しよう。これは、絶望的なルールだ」








は？いや、絶望ならもうしてますけど？？
ペーパーテストという時点で絶望超えてむしろ希望だわ…いや嘘だけど。




イビキちゃんは私たちを睨みつけたまま続ける。




「お前らにはこの第10問目を受けるか、受けないかを選んでもらう」





長かったので話をまとめると。

受けないを選ぶと試験は失格。他のメンバーも道連れに失格となる。


まあ、受けるだろって思うよね。

だけど……

受けるを選んで間違えた場合、二度と中忍試験を受けられなくなってしまう。






え？？？まぢ？？今までのペーパーテストは、意味あったわけ？？


嘘だろマジかよ。頭の中がファンタスティックパニックなんですけども？？？

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