１５船長、檻の中 ページ17
ゾロ一行を乗せた船は、ある島の街に到着した。
「つきました！ゾロのダンナ！シエルのお嬢様！」
『お嬢様ですか…そんな柄ではないんですが』
お嬢様と呼ばれたことが気に食わないのか、自分をお嬢様と呼んだ男を睨みつけるシエル。
「「「ひぃっ！！」」」
ゾロはシエルに怯える3人を一瞥すると、とくに気にせず港に一歩踏み出した。
「じゃあ、とりあえずそのバギーって奴に合わせてくれ。ルフィの情報が聞けるかもしれん」
「は、はい！もちろんです！ダンナ！」
この3人、なんだか不憫である。
バギーのいる元へと走って向かうゾロ一行。
シエルは走りながらキョロキョロと街を見回す。人っ子一人居ない。先程三人組から聞いたことだが、バギーが街を襲撃したのは本当のことなのだろう。
「あ、あそこです！！お二人共！」
「あァ、ありがとな。行くぞ！シエル！！」
『はい！御三方ともお元気で！』
「「「ンンンっ！！ツンデレェ！！」」」
ゾロとシエルがバギーのいる屋上へと、足を進める。そのとき、シエルがハッと息を飲んだ。そして、屋上を指さす。
『ゾロさん！あちらの女性が襲われておりますわ！』
「よし飛ぶぞ！」
『え？
いやああああああああああ！！！』
ゾロはガっとシエルを担ぐと、地面を蹴り屋上まで飛んだ。
屋上へ着いたゾロはシエルをサッと降ろすと、ナミに襲いかかっていた男4人を鞘付きの刀で止めた。
「女相手に何人がかりだ」
「え？」
「ゾロォ！シエル！！」
ゾロという名と現れた男の姿にどよめくバギー海賊団。ゾロは鞘付きの刀をトンっと肩に乗せると、ため息をついて檻の中のルフィを見た。
「お前なァ、何遊んでんだ。ルフィ。
……あ？何寝っ転がってんだシエル」
『貴方が投げたせいなのですが……まあお気になさらず』
シエルは立つと檻の中のルフィに近づいた。そして、心配そうな声色でルフィに話しかける。
『ルフィさん……お怪我は御座いませんか？』
「おう！ピンピンだぞー！」
『なら良かったですわ。もしルフィさんにお怪我があったとなると……あのバギーとやらを始末するところでしたから。』
「「「ひぇっ…！！」」」
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星 - 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです！続きがとても気になります！更新楽しみにしています！ (1月1日 5時) (
レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
みーしゅ - 続きが楽しみです！ (2022年6月29日 15時) (レス) id: 3a83b33499 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - 緑色になりたい()さん» コメントありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ないです…。しばらくの間更新できない状況が続きますが必ず更新するので今しばらくお待ち頂けるとありがたいです( .. ) (2022年3月27日 23時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
緑色になりたい() - コメント失礼致します！このお話を愛読しているものです。このお話めちゃくちゃ好きです！更新停止とありますがもうしばらく更新しない予定なのでしょうか？いつも更新楽しみにしているので無理のない程度に頑張ってください！ (2022年3月24日 8時) (レス) id: 474e2f0f3d (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - まやさん» お返事大変遅くなりました。申し訳ありません！必ず更新致しますのでもう暫くお待ちください！ (2021年9月11日 12時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2020年5月23日 23時
