８約束 ページ10
シエルがロロノアの元を離れ、ルフィの近くに行くと、ルフィはちょうど先程の女の子にロロノアについて話しているところだった。
ルフィの近くに立ち話を聞いていると、ロロノアはヘルメッポの狼から女の子を守るために剣を振るい捕まってしまったようだ。
すると、あの特徴的で耳障りな笑い声が聞こえた。
「ひえっひえっひえっ！頭が高ぇっつってんだろ！親父に言いつけるぞ！」
肩をそびやかして歩いてくるのは間違いなくヘルメッポ本人だ。そして、3日後にロロノアの処刑を執行すると言いふらしていた。
「１ヶ月の約束はどうしたんだ！」
「そんな約束、ギャグに決まってんだろー！ひえっひえっひえっ」
ルフィはヘルメッポのおかしな笑顔を拳で殴り飛ばした。コビーが急いでルフィを羽交い締めにする。
ヘルメッポは「お前は死刑だ！」とルフィに向かって叫んだ。
その瞬間、今の今までルフィのそばで傍観していたシエルがヘルメッポの胸ぐらを掴んだ。
『さっきから聞いていれば頭が高ぇだの死刑だの……うるせぇんだよ。おめェこそ、ルフィ様に頭が高ぇわ』
低い声で一息で言い放ち、ヘルメッポの顔面を殴ろうとしたシエルの肩をルフィが掴む。
シエルがクルリと振り返ると、真剣な顔でヘルメッポを睨みつけるルフィがいた。
「いいよシエル。そんな奴、殴る価値もねェ。シエルの手が汚れるだけだ」
シエルはサッとヘルメッポを離すと、ルフィの後ろへと下がった。ヘルメッポは「覚えてろー！」と情けなく帰って行った。
『申し訳ありません、出過ぎたマネを』
「いや、いいよ！お前面白いやつだなー！やっぱ誘って良かった！」
リカという2つ結びの女の子は、母親に連れられて家へと帰った。そして、ルフィとシエルは再びロロノアの元を訪れていた。
そして、刀を取り返してくるから返して欲しければ仲間になれとルフィは基地内へと走っていってしまった。
ロロノアは残っているシエルに声をかける。
「…お前は行かなくてもいいのか？」
『ええ。足でまといになってしまいますから』
すると2人の元にコビーが恐る恐るやってきた。ルフィが基地へ乗り込んだことを聞くと、ロロノアの縄を解き始める。
シエルも手伝おうとサバイバルナイフを取り出そうとしたとき、コビーがパンっと撃たれた。
「！？」
『コビー様！！』
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星 - 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです！続きがとても気になります！更新楽しみにしています！ (1月1日 5時) (
レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
みーしゅ - 続きが楽しみです！ (2022年6月29日 15時) (レス) id: 3a83b33499 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - 緑色になりたい()さん» コメントありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ないです…。しばらくの間更新できない状況が続きますが必ず更新するので今しばらくお待ち頂けるとありがたいです( .. ) (2022年3月27日 23時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
緑色になりたい() - コメント失礼致します！このお話を愛読しているものです。このお話めちゃくちゃ好きです！更新停止とありますがもうしばらく更新しない予定なのでしょうか？いつも更新楽しみにしているので無理のない程度に頑張ってください！ (2022年3月24日 8時) (レス) id: 474e2f0f3d (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - まやさん» お返事大変遅くなりました。申し訳ありません！必ず更新致しますのでもう暫くお待ちください！ (2021年9月11日 12時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2020年5月23日 23時
