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Aは新しくスパイクを買うため、スポーツショップに来ていた。
「あ、世宇子の...」
新しいスパイクの入った袋を抱え自動ドアをくぐると、美しい髪の女性...ではなく正真正銘、男が歩いていた。
「...君は！」
亜風炉照美、通称アフロディは呼び止められたことに気づくと振り返った。Aを見ると、アフロディは瞳を大きくした。
*
「ご注文をお伺いします。」
「ああ、コーヒーと紅茶をください。あ、レモンはつけるかい？」
アフロディとAは、アフロディの「お茶でもしながら少し話そう」という言葉で喫茶店に来ていた。
Aがアフロディの問いに首を横に振ると、アフロディは「じゃ、これで」とメニューを閉じた。
「君には...いや、帝国学園には申し訳ないことをした。本当にごめん。」
アフロディは神妙な面持ちで話し出す。
Aは膝の上で組んだ手を見つめる。
「僕らは、再スタートしたんだ。今度こそ自分たちの力で。」
店員がコーヒーと紅茶を運んでくる。
コーヒーの水面を眺めながら、アフロディは口を開く。
「君は...全治３ヶ月だったと聞いたよ。
対戦相手に、ましてやレディに、大怪我をさせてしまうなんて....」
Aは昨年のFFを思い出す。
Aは、アフロディの必殺技に当たりボールと共に飛ばされ、全身をゴールポストに強打したのだ。
「僕は...何てことを！も、も、もし！君に傷や痣が残るようなら、ぼ、僕が君をお嫁さんにもらうと誓うよ！」
しんみりと思い出していたAの手をぎゅっと握り、アフロディは顔を真っ赤に、そして目をグルグルにして言い切った。
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - 初めまして、ありがとうございます！読みやすいと言われるのは初めてで、すごく嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年12月9日 21時) (
レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 初コメ失礼します！小説の内容がめちゃめちゃ読みやすくて好きです…！更新これからも頑張ってください！ (2019年12月9日 18時) (レス) id: 6ae36e2f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2019年10月10日 18時
