検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:39,359 hit

ミステリアス過ぎません? ページ8

夜、8時。


ゆるりとカーブのかかった髪を、風になびかせ、公園のベンチに座っているA。

もちろん、コプ子も一緒である。


その近くには、酒呑童子、その部下の洞潔がいた。

二人はAの存在に気付いていないようだが、Aはしっかりと気付いていた。


何を思ったのか、いきなり立ち上がり、一般的には見えないであろう二人に話しかけた。

「ハルヤくんだぁ!」


酒呑「オレが見えているのか?

それに、ハルヤって.......」

洞潔「酒呑童子様に気安く、手を振るな。」


ふわふわっと手を振るA。
それに反応する二人。

「島之内せんせぇ!」

洞潔「なっ!」

洞潔を見るなり、飛び付くA。


酒呑「なぜ、俺たちだと分かった?」

「なんとなく!」


酒呑童子の問いに、簡単に答えるA。
いや、簡単過ぎた答えだ。

ハルヤ「まったく、見られたからには.......」

島之内「始末するのですか?」


二人は人間の姿に戻った。
島之内はどこか、ギクリとした表情をして、ハルヤに聞いた。

ハルヤ「そんなわけないだろ。」

ハルヤは島之内の腰辺りに、抱き付いているAを引き剥がすと、

ハルヤ「家に送るんだよ。」

と、言った。



ハルヤ「見られたからには、送っていってやらないと、危ないだろ?」
島之内「は、はあ。」




「今日の夜ご飯、なにかなぁ?」
ハルヤ「(なんで、こんなにポヤンとしたAが、見破ったんだ?)」
島之内「(ところで、Aは宿題はやったのだろうか?)」

島之内先生、暗殺計画→←前と現


本日のお品書き

トウマ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

目玉焼き隊隊長(プロフ) - いつもコメントありがとうございます!!輪廻、私も好きなんですよね!極オロチのほうが好きなんですけどね(笑) (2019年7月18日 23時) (レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
Remiria* - 輪廻ぇぇ!!!何そのおっさんくs((殴 いいなー…。私も輪廻の側にいたーい(´・ω・`)あれ、てゆーかいつの間に輪廻好きになったんだろ…。感想でもない雑談失礼しました!!ゴメンナサァ~イ(泣)更新頑張ってください!(毎回言ってる気が) (2019年7月18日 19時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - いえいえ。こちらこそ、ありがとうございました!リクエスト、ありませんお待ちしてますね! (2019年4月30日 21時) (レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
まらそ - 目玉焼き隊隊長さん» リクエストに応えてくださりありがとうございます!これからも、もしかしたらリクエストするかもしれません。その時はよろしくお願いします (2019年4月30日 11時) (レス) id: 16a78ad417 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - コメント、ありがとうございます!リクエスト承りました。少々、お待ちくださいね!そして、わざわざ訂正ありがとうございました。私もよく間違えますので大丈夫ですよ(^^)d (2019年4月21日 19時) (レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:目玉焼き隊隊長 | 作成日時:2019年2月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。